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2008年03月15日

三隅美奈子さん/株式会社ジェイエス・カノン

今月は、株式会社ジェイエス・カノンの三隅美奈子さんをご紹介します。

【プロフィール】
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三隅 美奈子
山口県山口市在住

・三隅勝栄堂 店主
 〒753-0035 山口市上竪小路90番地
 TEL|083-922-1026
 営業時間|9:00〜20:00(日曜17:00まで)
 定休日|無休
 URL|http://www.misumi-shoeido.com
 E-mail|info@misumi-shoeido.com

・株式会社ジェイエス・カノン 代表取締役
 (直営店)
 和カフェ 風香 
 〒753-0074 山口市中央1丁目6-11-2F
 TEL|083-923-8580
 営業時間|11:30〜20:00(日曜19:00まで)
 定休日|水曜日
 URL|http://www.js-fuga.com
 E-mail|info@js-fuga.com

・その他
 山口調理師専門学校 講師
 中村女子高等学校 特別講師
 KRYよみうり文化センター 講師

【経歴】
1965年 山口市に生まれる
1987年 山口大学教育学部卒業
1989年 広島大学大学院学校教育研究科修士課程修了
      山口県立熊毛南高校に赴任
1991年 山口県立熊毛南高校退職
      三隅勝栄堂で菓子作りの修行開始
1993年 日本製菓専門学校卒業
2000年 三隅勝栄堂店主を継ぐ
2007年 (株)ジェイエス・カノン設立、和カフェ風香OPEN

【近況】
2月5日〜8日 「東京インターナショナル・ギフトショー」に「手作り風香外郎」を出展
2月1日〜29日 三越本店(東京・日本橋)菓遊庵にて2月の和菓子として、「風香の和香思」のうち「和三盆風香」「手作り風香最中」「お抹茶クグロフ」の3種類を販売

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■ 三隅勝栄堂について
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〜三隅勝栄堂の歩み〜
三隅勝栄堂は、文久元年(1861年)に三隅亀槌が創業しました。今年で146年目になります。
1861年に創業した当時は、餅や赤飯、団子を作っておりました。それからまもなくして藩庁が萩から山口に移され、明治維新が起こり、山口が再び町として栄えるようになって行きました。富国強兵の世の中にあわせたのか、この時期に屋号を三隅勝栄堂としました。
明治期に入り、鎖国が終わると砂糖が外国からたくさん輸入されるようになり、今まで黒糖あるいは和三盆糖しかなかった菓子作りに、上白糖が使われるようになりました。この時代、三隅勝栄堂では、上白糖を使った外郎を考案し、白外郎と命名し登録商標をとりました。
戦後のもののない時代にも三隅勝栄堂では、進駐軍より砂糖を手に入れ、菓子作りを続けてきました。
明治から昭和にかけて、三隅勝栄堂では、紅白・青白まんじゅう、カステラなど、慶弔用の引き出物を中心に製造販売を続けて参りました。しかし、結婚式などの行事の縮小化の傾向から、注文販売中心の営業から、店頭販売中心の営業へとシフトして現在に至っております。

〜お客様に必要なもの〜
私たちは、お客様の生活を彩るための和菓子作りを生業とさせていただいております。和菓子は、生きていくために絶対に必要なものではありません。どちらかというと、余裕がないと購入もできません。つまり、和菓子とは食べなくてもいいものなのです。
ですが、こうしてお客様は私たちが作った和菓子を買ってくださいます。お客様は何のために和菓子を買われるのでしょうか?先様に贈って喜ばれるためでしょうか?あるいはご自分が買われて、ご自分でお召し上がりになるためでしょうか?では、なぜお召し上がりになるかというと、お客様の心が喜ばれるためではないでしょうか。
和菓子は、その色・形・味・香り・感触を楽しみながら味わうものです。ですから、私たち和菓子屋は、お客様が心から満足されるものをご提供させていただかないといけません。なぜなら、和菓子は心の栄養源だから。
心にとって栄養になるものは、体にとって当然いいものでないといけません。ですから、三隅勝栄堂では添加物をできる限り使わない菓子作りを心がけています。そして、人間の手で一品一品丹精込めてお作りしております。三隅勝栄堂にあるのは本物の味、本物の手技なのです。

■ (株)ジェイエス・カノンについて
株式会社ジェイエス・カノン(JS Kanon co. ltd)
 社名の由来
  J…Japanese
  S…Style
  Kanon…観音
    
〜ミッション〜
弊社は、日本スタイルの商品・サービスを真心をもってはつらつとした笑顔で提供することにより、
幸せの創造に貢献します。

現代は、世の中の仕組みや価値観も、次々と新しいものへと変化して行く激動の時代です。そんな時代の激流の中で、自分を見失う事なく生きていくのは、とても大変な事です。多くの人々が心の安らぎ、幸せを求めています。
ジェイエス(JS)は、ジャパニーズスタイル=日本スタイルのこと、そして、カノン(kanon)は、観音様から名前をとっています。観音様は慈悲の心により、救いを求めている人があったらすぐにそこへ行ってその人々を救済すると言われています。私たちは、観音様の慈悲の心を弊社のモットーとし、真心をもってはつらつとした笑顔でお客様の心に安らぎを与え、幸せを創造する日本スタイルの商品・サービスを提供いたします。

〜ヴィジョン〜
・ジェイエス・カノンは、日本スタイルのプロフェッショナルチームとして、お客様に最高品質の商品・サービスをご提供します。
・商品・サービスを真心をもってはつらつとした笑顔で提供することを通じてお客様に感動を与え、熱狂的なファン顧客層を拡大します。
・日本スタイルの良さを全世界に拡大し、それを通じて全ての人々を幸せにします。
・お客様の幸せを創造することで、私たちも幸せになります。
・私たち自身から幸せの連鎖を生み出します。

〜直営店〜
和カフェ 風香(Japanese Style Café & Sweets 風香 Fuga)

■ 和カフェ 風香(Japanese Style Café & Sweets 風香 Fuga)について
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〜事業内容〜
・風香オリジナル商品の開発
・ショップ風香経営
・カフェ風香経営
・風香商品の通信事業(インターネット販売)
・各種教室・イベントの運営

〜コンセプト〜
ここにいる・・・私たち
  風を感じて・・・
  香りを感じて・・・

Japanese Tea と Japanese Sweetsの出逢い
日本のお茶と和香思(和菓子)
お茶と和香思で和の香りに包まれて、
あなたの大好きな人のことを想ってください。
きっと、あなたの心にあったかな風が吹くでしょう・・・

あなたの大切なお時間を、私たちに少しだけいただけませんか?
素敵な体験があなたを待っています。

〜和香思〜
風香では、和菓子のことを和香思と表現します。

和香思とは、
和:心が和み(なごみ)、和らぐ(やわらぐ)お菓子です。
香:自然の香りを感じられるお菓子です。
思:自分のこと、そしてまわりのことを思う時間のもてるお菓子です。

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〜カフェのお水〜
お客様がご来店されて出てくるお水は?
まず、浄水器でアルカリイオン水にします。
そして、水瓶に竹炭とそのお水を入れて一晩おき、さらに浄化させます。

竹炭の効果は?
水道水に竹炭を入れて一晩寝かせるだけで、竹炭が水道水の塩素やカルキを吸収してくれると同時に竹炭のミネラル(カリウム・カルシウムなど20種以上)が溶け出して安全でおいしいミネラルウォーターになります。

〜ここがすごい!〜
風香カフェでお出しするすべての和香思もお飲み物も、 竹炭のお水を使ってお作りしています。
だから、風香の和香思もお飲み物もこんなにおいしいんです!

〜お茶〜
風香では、産地と製法にこだわった日本茶をご提供します。

<宇治茶>
宇治茶は、宇治市を中心とする京都府南部地域で仕上げられた日本茶の最高級ブランド。
鎌倉時代から生産されていたと考えられ、室町時代には将軍家をはじめ有力武将により茶園が設けられました。戦国時代には覆下茶園により日本を代表する高級茶の地位を固めました。
風香の宇治茶は、一流のブレンダーが調合した甘みとコクがたっぷりのお茶です。伝統の技と最新設備が融合し最高品質の宇治茶となっています。
風音
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<静岡・オーガニック茶>
○静岡茶
静岡茶は、静岡県で生産されているお茶のブランド名です。牧の原台地とその周辺地域がその最大の生産地であり、生産量は国内第一位です。静岡茶と呼ばれるものはは、静岡県内産茶葉を100%使用したものに限定され、静岡県内産茶葉を50%以上100%未満使用したものは、静岡茶ブレンドと呼ばれます。風香の静岡茶は、もちろん100%静岡茶です。

○オーガニック茶
オーガニックとは、「有機」や「有機栽培」の意味で、次の認定基準があります。
 農薬は使わない
 化学肥料は使わない
 肥料を使用する場合は有機肥料(魚かすや米ぬかなどの動植物質の肥料)のみを使用する。
日本国内で「オーガニック」や「有機」と商品表示するには農林水産省の定める【有機JAS認定】の取得が必要です。

風香の静岡・オーガニック茶は、昭和40年代から有機栽培を続けてこられた茶園のお茶です。静岡の生産農家と茶商の「このまま農薬を散布し続けたら、自然も人間もだめになってしまう。だから完全無農薬の農業に取り組むんだ。」という強い思いで作られているお茶です。確かに、農薬や化学肥料を散布したお茶の方が味にコクがあっておいしいのです。ですが、コクや味は少し落ちても、お茶本来のうま味のある体に優しいお茶を皆様にご提供したい、と風香は考えています。
あいの風
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投稿者 green_heart : 09:36 | コメント (0)