あなたの街の素敵な女性たちを一人ずつご紹介しています。

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2015年12月15日

高田 みすみさん/津高台セラピールーム 代表

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【病気は恐れず気づきのサインととらえる】

皆様、はじめまして。
岡山で心癖改善し幸せ体質へとサポートする、心のコンサルタント高田みすみです。

なぜ、この仕事を始めたのか?!というのは、人の人生を知るうえでとても興味深いものがあります。
私も一生懸命、お仕事をされている方の姿を拝見すると、何故その仕事をされようと思ったのか、とても聞いてみたくなり、質問を投げかける事さえあります。

私の場合は、病気がきっかけでした。
今までの人生を振り返ってみますと、まず学生時代、小、中、高どれをとってもですが、ハッキリ言って楽しい!と思ったことはあまりありませんでした。

今思えば幸せだと感じ、楽しむ方法は沢山あったはずなのですが、未熟な私は楽しむ方法を知りませんでした。
常に友達がどこかへ行ってしまう不安、嫌われるかもしれない不安、輝いていると見える人への羨ましさ、などがつきまとっていたように思い、不平不満の毎日でした。

反面、小学校ではブラスバンドの部長を務めたり、高校も部活で新しい制度を取り入れようと皆で協力を行ったり、傍から見ると、つじつまが合わないような活動をしていたことも思い出されます。

こんな気持ちがいつまで続いたかと言いますと、なんと、30過ぎて自分が病気になるまでずっと続いていたのです。

勿論その時は夫もいましたし、娘も生まれていました。
それでも、「足りない」「さみしい」という気持ちはぬぐえなかったのです。
親のせいにもしてみました。

それが、ある時、薬の事故でPTSDによるパニック障害になったのです。
30歳の時でした。
これはもう、青天の霹靂とでもいうべきか、なんで?こんな目に合わないといけないの?
私頭がおかしくなっちゃったんじゃないの?
発作は起こる、何処へも行けない、気分は落ち込む。
踏んだり蹴ったりでした。

しかし、あるお医者様との出会いと家族の支えにより回復していきました。
そして、今心のコンサルタントを行っているスキルと言うべきフラワーレメディとの出会いもその医師から教えてもらうことが出来ました。

その当時の自分を振り返ると、常に「0からスタート」だという感覚がありました。
今まで普通にできていたことが出来ないわけですから、何もかもこわごわ、チャレンジです。

そうすると、今までの不平不満を感じた自分とは全く違う自分に変わっていきました。
何もできない自分を支えてくれる家族。
当たり前にできることが当たり前ではない事への感謝。
日々が新しいチャレンジでしたので、それが出来たことへの喜びを感じることも出来ました。

3年ほどたったある時
ある遊園地で幼稚園の娘に幼児向けのジェットコースターに乗りたい、と言われました。
随分回復していたものの、「途中で下車できない」乗り物に乗る恐怖がまだ少し残っていました。

今から思えば笑えてきます。
幼児用のジェットコースターの前で子供の手をつないだまま、あれこれ難しい顔をして乗り物を吟味しているのですから。

「ん〜、でもこんなに乗りたがっているし、たかが2分程度の乗り物。
発作が起きても何とかなる!」と意を決しました。

そして乗りました。
・・・・。
「ひゃっほーーー!!♪♪気持ちいい!!」
思わず雄たけびをあげていました。
予期不安もなく、子供と楽しく乗れている自分。
嬉しくて泣きながら笑っていました。

普通の事が普通にできることの喜びを知ることが出来たのです。

これから一気に変容したわけではありません。
行ったり来たり、一進一退することもありましたし、精神的には未だ未熟なところが沢山あります。
しかし、そんな自分をも知っていることが大切だと思っています。

そして、以前の様な寂しさ、足りなさは無くなりました。
すでに足りていると思っています。

その後は、以前までの仕事を、二人目の出産を機に辞め、フラワーレメディ、カウンセリングの勉強を始め、仕事としては10年になろうとしています。

私の得意とするところは、今現状を幸せとは感じていない女性たち。
その女性たちがワクワクと人生が送れるようなサポートを行っています。

今悩んでいる苦しい事は、今の自分を生きていない事への気付きのきっかけとなります。
苦しみがずっと続くのではなく、チェンジのきっかけを今か今かと気づいてもらうために、苦しみが肩をたたいている、そんな風にとらえています。
私を助けてくれた医師のように、ご本人の元々持っている力を信頼し、今後もサポートして行けるコンサルを続けて行きたいと思います。

諦めてしまいたいような受け入れがたい今の現状も、きっと今後の糧になる、そう思って今これを読んでくださっている中でもそのような現状にある方がいらっしゃったら、是非希望をもって自分の秘めた力を信じて乗り越えて行ってほしいな、と思います。

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高田 みすみ

お客様の心に寄り添いバッチフラワーレメディという
草花のエッセンスを使う自然療法家(プラクティショナー)
・バッチ財団登録プラクティショナー
・FROTTフラワーレメディスーパーバイザー 
・「津高台セラピールーム」代表

1998年PTSDによりパニック障害を発症。
レメディで克服した経験をもとに様々な心癖にはまっている方が色々相談に行ったり、試して見られたけど、今ひとつ元気になれない…
とおしゃっていたお客様を、2,3回お越し頂いている内に、心が楽になり、いつのまにか夢に向かってスタートできるセッションを行っています。

2006年より1500件以上のご相談を経験。

また、岡山大学医学部内にて女性医師向けの講座、スポーツクラブにての講座を開催するなどその他多くの講座を経験。
最近では岡山国際ホテルや岡山コンベックス岡山などセラピーのイベントプロデュースも手がける

ただいま山陽新聞マイベストプロのコラム掲載中
http://mbp-okayama.com/bachflower/

投稿者 green_heart : 10:19 | コメント (0)