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2016年10月14日

藤橋 ひとみさん/しあわせごはんプランナー

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主に20〜30代の同年代女性を中心に、食事を整えて心と体の不調を改善する、食事カウンセリングやセミナー、料理レッスンを東京の池袋にある自身のサロンスペースにて行っています。
大切にしているのは、栄養学の正しい知識を毎日の生活レベルに落とし込んで伝え、継続して実践してもらうこと。
ダイエット、肌質改善、ホルモンや自律神経のバランスの改善などに悩む女性に寄り添い、食事面からサポートをしています。

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活動を始めたきっかけ

〜突然発症したアトピーと私〜
幼いころから、食べるのが大好き。
「大好きな食の分野で、たくさんの人を幸せにできる仕事につきたい」と、大学生になった私は管理栄養士を志し、大学に通うために、地元茨城を離れ、東京で暮らし始めました。
人生で初めての一人暮らし。授業、アルバイト、部活、サークル、ボランティア活動に…、欲張りな大学生活を送っていた私は、常にスケジュール帳の予定がいっぱい。
食事をゆっくりと摂る時間もとらず、常に睡眠不足。いつの間にか生活習慣が乱れていきました。

そんな生活を続けて約1年が経った頃、私の体に異変が起こり始めました。
突然、アトピー性皮膚炎が全身に噴き出したのです。
慌てて病院に通えども、一向に改善せず、薬は少しずつ、強くなっていきました。
気づけばステロイド治療薬も最も強いレベルにまで達し、薬付けの毎日。通院代や薬代に、毎月いくらつぎ込んだか、今思うと恐ろしいほどです。
そんな症状が一向に改善しない、辛いアトピーに悩まされ、知人に勧められるがまま、様々なボディソルトや高級なトリートメントオイル、化粧品を試したり、多くの治療法や対策を試しました。
しかし、外から何をやっても一瞬は改善の傾向が見られたとしても、根本的な治療には結びつかず、すぐにぶり返す。束の間の希望と絶望を繰り返す毎日でした。
「もう、外側からどんなケアをしても、一生アトピーとは離れられないんだ…。」と、心も疲れ果て、諦めかけたときに、出会ったのが私の運命を変えた1冊の本でした。

その本には、私が忘れかけていた大切なことが書いてありました。
「体を作る約60兆個の細胞一つ一つは、他の何ものでもなく、食べたもので作られている」
栄養学を学んでいるはずなのに、なぜだか忘れかけていたこの一言。

結局、様々な方法を自分で試しながら、行き着いたのは体の内側から「腸」を整えるお食事でした。免疫力の8割を司るのは実は「腸」だったんです。そのことを知り、腸を綺麗にすることを意識したお食事に変え、思い切って薬を手放しました。
すると、3ヶ月経った頃から少しずつ体に変化が起こりました。
なんと、炎症が少しずつ治り、アトピーで荒れた肌のかさぶたの下から、綺麗なお肌が現れたのです。
そんなお食事でアトピーを克服した自身の経験から、お食事を通して、内側から「キレイ」「健康」「しあわせ」になれる「しあわせごはん」 のメソッドを提案しています。


〜これからは「自分が自分の主治医」と考えるべき時代がやってくる〜
高齢化が進み、年間の国民医療費が40兆円を超える現在。
それに加え、毎年10億円以上もの額が、右肩上がりに増加しています。
このままでは、国の医療保険制度も維持が難しい現状です。
私たち働き盛りの世代が、将来生活習慣病にかかり、人工透析が必要になったとしても、年間数百万〜数千万かかると言われている治療費を誰が負担してくれるのでしょうか。

私は、一言で食の分野と言えども、たくさんのことに興味を持っていますが、
中でも「セルフメディケーション」の考え方にとても共感し、学びを深めています。

「これからの病気を治すのは医師よりも、生産者であり、何よりも私たち自身である。」

日本の病気を治すには、生産者の土作りから見直すことが大切、そして本物の食品を私たちがしっかりと選んでいくことがとても大切であるという考え方を広めていきたいです。

昔の中国では、人々が体の不調を感じたときに、各専門医にかかる前に相談にいく食事の専門医「食医」がいたそうです。
眼科、耳鼻科、皮膚科、…など、体の不調をパーツごとに治療するよりも、元を辿って体の全体を見つめ直す必要があるのではないのでしょうか?
食医に、自身の食事の問題点を指摘してもらい、まずは毎日の食生活を見直すことが治療の第一歩だった時代に、今こそ原点回帰していくべきではないかと思います。

そもそも、今の日本人の体に異変が起きているのは、食べ物の質が昔と変わっていることが原因ではないかと言われています。
例えば、調味料のなかでも、塩一つとっても言えることはたくさんあります。
むやみやたらに薬や病院に頼るのではなく、自分の体を毎日の食事や生活習慣の改善でメンテナンスする、「セルフメディケーション」の考え方をたくさんの人に伝えていきたいです。


〜毎日の食事は「未来の自分への自己投資」〜
今、特に力を入れてアプローチしたいのが、これから家庭を持つ、もしくは小さなお子さんを持つ20〜30代の女性です。
近年、不妊や流産で悩む方や、摂食障害や過度なダイエットによる心身の不調に苦しむ人が増えています。
まだ心身に不調が現れないうちに、早くから食の大切さに気がついてもらえるきっかけを作りたいです。

そして、自分が自身の主治医であるという感覚だけでなく、同時に家族の主治医だという意識を持って家族の健康を支えられるような女性を増やしたいです。

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また、女性に限らないことではありますが、
毎日の食費を未来の自分への「自己投資」として位置付けられる人を増やしていきたいです。
エステや、サプリ、化粧品、薬などにお金をかける前に、毎日の食事に目を向けて、多少のお金は惜しまず、しっかりと質の良い食品を選ぶことが大切です。

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藤橋ひとみ(ふじはし ひとみ)
しあわせごはんプランナー / 管理栄養士

茨城県土浦市出身。 お茶の水女子大学を卒業後、管理栄養士の国家資格を取得。
大学院に進学し、東京大学先端科学技術研究センターの代謝医学分野にて、生活習慣病の発症に関わる基礎研究として、エピゲノム解析を行う。 卒業後は、大手食品メーカーにて、商品開発業務を経験。オフィスワーカーに野菜を中心とした健康的な食事を届けるサービスを展開するベンチャー企業に転職し、マーケティング(商品企画、サービス企画)、 広報業務を担当。
2016年6月より、内側からキレイ、 健康、しあわせになれるお食事のメソッドやレシピ、商品を広げるべくフリーの道へ。東京都豊島区池袋にサロンを構える。
現在は、東京大学医学系研究科社会予防疫学分野にて、日本の最先端の予防医学、栄養疫学研究に携わりつつ、20〜30代女性に向けた、お食事によるセルフメディケーションをお伝えする「しあわせごはん講座」を主宰、個別カウンセリングでお食事による体質改善のサポートを行ったり、商品開発やレシピ開発、飲食店プロデュース、コラム執筆など幅広く活動中。

《ブログ》
http://ameblo.jp/hitomi880807

《所有資格》
管理栄養士国家資格
栄養士免許
製菓衛生師免許
調理師免許
インナービューティープランナー
豆腐マイスター
食育豆腐インストラクター
おから味噌インストラクター 他

《所属》
・一般社団法人 日本インナービューティーダイエット協会
・インナービューティーダイエット専門クッキングサロン 非常勤講師
 http://diet-cooking-salon.com/
・TABLE FOR TWO International 社会人サポーター/管理栄養士ボランティアスタッフ
 http://jp.tablefor2.org/
・一般社団法人 日本豆腐マイスター協会 認定座学講師
 http://mytofu.jp/instructors/zagakuteacher/

《メディア掲載実績》
・楽天レシピ Daylicious http://recipe.rakuten.co.jp/news/
・ヘルメシなび http://www.herumeshi.com
・J-WAVE 「POP UP!〜DHC BRIGHTEN UP YOUR DAYS」
 http://www.j-wave.co.jp/original/popup/yourdays/

投稿者 green_heart : 09:38 | コメント (0)