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2007年11月15日

徳原友紀さん/プリザーブドフラワー教室Prier

今月は、プリザーブドフラワー教室Prierの徳原友紀さんをご紹介します。

【 プロフィール 】
徳原友紀(とくはらゆき)
1973年1月生まれ
山口県周南市在住
プリザーブドフラワー教室 Prier 主宰
日本プリザーブドアロマフラワー協会認定

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URL: http://prier33.web.fc2.com/
ホームページでギフトやブーケ、ウェディングアイテムのオーダーメイドを受け付けております。
(対面販売は致しておりません。)

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■ 花の仕事
・教室
・オーダーメイド(ブーケ、ウェディングアイテム、ギフトフラワー)
・インテリア装飾

■ 近況
・30代からの女性のライフスタイル雑誌 Rosalba(ロザルバ)企画
 東京・表参道チョコレートショップ『コヒーバアトモスフィア東京』の装飾
 期間:10月1日(月)〜14日(日)
 ※詳細は9月25日発売Rosalba 108頁をご覧下さい。

・10月8日は「プリザーブドフラワーの日」の記念日イベント
 ホテル ザ・グラマシー1Fカフェ装飾
 期間:10月2日(火)〜15日(月) 1Fカフェ『フレイム』

■ プリザーブドフラワーとは

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プリザーブドフラワーは生花を特殊加工(食品や医療に使用される薬品で加工)することで
ソフトな質感や美しさを長期にわたり楽しめるお花です。
大切な方への贈り物、また、大切な日の思い出として残したい方へ。

 ◇取り扱い
 ・お水は必要ありません。
 ・湿気の多い場所は飾らないで下さい。(花びらが傷みます)
 ・直射日光の当たる場所は避けて下さい。(色褪せがすすみます)

■ Prierについて
緑に囲まれた永源山公園の風車をながめながら川のせせらぎが聞こえる。
そんな自然の中にある一軒家がPrier(プリエ)です。

Prier(プリエ)とは仏語で『祈る』という意味で
Prierのお花を手にした方がたくさんの幸せに包まれますように…という願いを込めております。

周りが住宅ばかりでとても分かりにくく不便ですが、「素敵なお花を作りたい」という
気持ちに溢れた方が来てくださるのがとても嬉しいです。
アロマの香りとともに心地よい空間づくりに努めてまいりますのでお気軽にお越し下さい。

■ 日常を楽しみ、楽しめる空間づくりを…
子どもの頃から“自分”というものが無いのが私でした。
いつも姉の後ろを追いかけ、常に親の意見に従っていましので、
社会人になり自分で判断して次に進むことはとても大変でした。
そんな私の転機は会社の先輩に誘われて行ったパン教室で手作りの楽しさを知ったとき。
気付けば免許を取り、パンの先生をするまでになっていました。
大好きなものを“教える”ということでたくさんの方の共通の話題で過ごす楽しさを知り
自分を好きになれた瞬間でした。
それからは、あらゆるものに興味が湧き、お茶や生け花・マナー教室と、
ワクワクした気持ちで過ごすようになりました。

プリザーブドフラワーとの出会いは結婚してからです。
家事の合間に見ていたテレビから聞こえてきた言葉。
『本物の花を加工したもので、水も必要ないのに枯れず、ずっとお部屋に飾れます』
『まるで魔法みたいですね〜』

造花でも布花でもドライフラワーでもない。本物の花。
「触れてみたい」
はやる気持ちを抑えきれず近くの教室を見つけて習い始め、それから1年。
今の自分になるきっかけとなる1冊の本
花時間『香りのあるプリザードフラワー 青木恵』に出会いました。

花の美しさと洗練されたデザイン。そして香りのあるプリザードフラワー。

加工の段階で香りを失うプリザーブドフラワーは無臭が当たり前。
なのに『香りがある』なんて…
それは、失った香りの変わりに天然100%のアロマエッセンシャルオイルの香水を
特殊製法で染込ませた『プリザーブドアロマフラワー』。
プリザーブドフラワーの弱点を克服しアロマセラピー効果で生花を超えた
プレミアムフラワーでした。

それから2週間後、私は埼玉県に。
ホテル暮らしをしながら青木先生の元で学んでいました。

「埼玉県に資格取りに行きたいの…」
一番の理解者である主人は覚悟をしていたのか驚きもせずまた反対もしませんでした。

初めて青木先生の教室の扉を開けた瞬間、柔らかな香りが緊張した私を
優しく受け入れてくれました。

しかし、そこは趣味の世界ではなく、いずれ指導する立場になる信念を持つ人の集まりでした。
道具の使い方からワイヤリング・花の扱い方そしてお花に対する姿勢。
細やかで丁寧な指導のもと、作り出されるアレンジは
今までとは比べ物にならない美しさがありました。

ここで習ったことをたくさんの方に伝えたい。
いつしか私の中に“先生になりたい”という気持ちが生まれていました。

今もなお新しい事にチャレンジしながら勉強中ですが、いつも自分に言い聞かせることは
『美しい者を作り出すには目には見えない手間がかかる』ということ。
例えば、美しい肌づくりには高い基礎化粧品を使えばいいというものではなく、
綺麗に洗顔し、丁寧に肌をいたわることが大切。
お花も一緒だと思うのです。

いつまでも眺めていたい。
いつ見ても美しい。

そんなプリザーブドフラワーをたくさんの方に伝えていく教室にしていきたいと思います。

投稿者 green_heart : 2007年11月15日 10:54

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